ドイツのスーパー6選|EDEKA・Aldi・Lidlの違いと使い分け【店舗数データあり】

ドイツ最大のスーパーはEDEKAです。国内に約11,000店、市場シェアはおよそ25%。日本でよく名前を聞くAldiやLidlより、店舗数では上を行きます。

チェーンが多いように見えて、資本関係をたどると数グループに集約されます。この構造を知っておくと、滞在中の買い物先を選びやすくなります。

まずグループ関係を押さえる

  • EDEKAグループ:EDEKA(約11,000店)+ Netto Marken-Discount
  • REWEグループ:REWE(約6,000店)+ Penny
  • Schwarzグループ:Lidl(約3,239店)+ Kaufland(約782店)
  • Aldi:NordとSüdに分割され、別会社として独立経営(国内計 約4,270店)

1.
EDEKA
(エデカ)

ドイツ最大手。協同組合の形をとっていて、店舗ごとの裁量が大きいのが特徴です。同じEDEKAでも、店によって品揃えや規模がかなり違います。

生鮮食品と地元産品に強く、価格帯はディスカウント系より上。自社ブランドも充実しています。品質重視で選ぶならここです。

2.
REWE
(レーヴェ)

EDEKAに次ぐ規模で、国内約6,000店。プライベートブランドの「ja!」は最安価格帯で、学生や長期滞在者によく使われます。

オンライン注文と宅配の整備が進んでいるのも、この規模のチェーンとしては早かった点です。ベルリンにはヴィーガン専門の店舗もあります。

©EDEKA

3.
Aldi
(アルディ)

ここが日本であまり知られていない部分です。Aldiは1960年代に創業家の兄弟が事業を分割して以来、Aldi Nord と Aldi Süd という2つの別会社として運営されています。

ドイツ国内はおおむね北と南で担当地域が分かれ、品揃えもロゴも微妙に違います。海外展開先も別々で、アメリカのAldiはSüd系、フランスのAldiはNord系といった具合です。旅行中に「前の街のAldiと品揃えが違う」と感じたら、別会社の店だった可能性があります。

国内の店舗数は両社合わせて約4,270店。商品点数を絞り、什器ごと陳列する方式で価格を抑えています。

4.
Lidl
(リドル)

Aldiと並ぶディスカウントの代表格。国内約3,239店で、週替わりの特売が強みです。食品以外の日用品や衣類が週ごとに入れ替わり、滞在中の生活用品をまとめて揃えるのに向きます。

ヨーロッパを中心に国外展開も進んでいて、他国からドイツに移動してきた人にとっても馴染みのある看板です。

©REWE

5.
Netto Marken-Discount
(ネットー)

EDEKAグループのディスカウント業態です。ここで注意が必要なのは、デンマーク発で犬のロゴを使う「Netto」とは別の会社だという点。ドイツ国内では両方を見かけます。

黄色と赤の看板がEDEKA系のNetto Marken-Discount、黒地に黄色い犬がデンマーク系のNettoです。

6.
Kaufland
(カウフラント)

Lidlと同じSchwarzグループに属する大型店業態で、国内約782店。売場面積が大きく、他のチェーンでは扱いの少ないアジア系・トルコ系の食材が見つかります。

長期滞在で日本食材を探すなら、まずここを当たるのが早い。店舗数は少ないので、滞在先の近くにあるかは事前に調べる必要があります。

比較表

チェーン系列ドイツ国内店舗数性格
EDEKAEDEKAグループ約11,000品質重視・地域密着
REWEREWEグループ約6,000標準的・宅配に強い
Aldi Nord / Süd独立2社合計 約4,270低価格・商品点数を絞る
LidlSchwarzグループ約3,239低価格・週替わり特売
KauflandSchwarzグループ約782大型店・品揃えが広い
Netto Marken-DiscountEDEKAグループ—低価格・ブランド品も扱う

なぜこれほど
チェーンが多いのか

ドイツは長く都市ごとに商業が発達してきた国で、全国統一のチェーンが後から広がる形になりました。地域ごとに根を張った事業者が残り、それが買収や提携を経て現在のグループ構造になっています。

加えて、ディスカウント業態そのものがドイツ発祥です。AldiとLidlという世界的なディスカウントチェーンが同じ国から出たことで、価格競争の水準が高く保たれてきました。消費者から見れば、選択肢が多く価格も抑えられる環境が残っている。

近所にあるチェーンがあなたの店

迷ったら、日常の買い物はREWEかEDEKA、価格を抑えたい日はAldiかLidl、探し物があるときはKaufland。この振り分けで大半は間に合います。

滞在先が決まったら、徒歩圏にどのチェーンがあるかを先に地図で確認してください。ドイツは日曜日に多くの店が閉まるため、近所にどの系列があるかが生活の組み立てに直結します。

出典:ドイツ小売チェーンの店舗数・シェアに関する業界データ(2025年時点)

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