国際線の航空券は、出発日の31〜45日前に予約すると平均で3万2,800円安くなる。エクスペディアが2024年12月から2025年11月の予約データを集計した結果です。
「早ければ早いほど安い」と言われがちですが、データはそうなっていません。効くポイントは3つあり、それぞれ効果の大きさが違います。
効果の大きい順
- 予約する時期:国際線は出発31〜45日前が最安(平均3万2,800円差)
- 出発する曜日:国際線は火曜出発が日曜比で平均9%安い
- 予約する曜日:国際線は金曜予約が日曜比で平均4%安い
- 国内線は出発46〜60日前の予約、火曜出発(土曜比28%差)

1.
予約する時期
国際線は出発の31〜45日前、国内線は46〜60日前が最も安い時期とされています。
半年前に押さえても安くなるとは限りません。航空会社は需要を見ながら価格を動かすため、早すぎる段階では高めの設定が残っていることがあります。一方、出発直前になると当然上がる。この谷にあたるのが1〜2か月前です。
ただし繁忙期は別です。年末年始、ゴールデンウィーク、お盆は座席が埋まる速度が違うため、価格より在庫の確保が優先になります。この時期は早期予約が正解です。
2.
出発する曜日
効果としてはこれが大きい。国際線では火曜出発が、最も高い日曜出発と比べて平均9%安くなります。
国内線ではさらに差が開き、火曜出発は最も高い土曜出発と比べて平均28%安い。週末に出発する旅程を平日にずらせるなら、ここが最も削れる部分です。
1日ずらすだけで変わるため、日程に余裕があるなら検索時に前後の日付も確認してください。比較サイトの「前後3日」表示が使えます。

3.
予約する曜日
予約を入れる曜日でも差が出ます。国際線は金曜、国内線は木曜が最も安く、いずれも最も高い日曜と比べて平均4%の差です。
ビジネスクラスでは金曜予約が木曜比で平均8%安いという結果も出ています。
4%は前の2つに比べれば小さい差ですが、手間もかかりません。検索して価格を把握したうえで、確定を金曜に回すだけです。
4.
比較サイトの使い方
スカイスキャナーやエクスペディアのような比較サイトは、価格を横断して見るために使います。ただし最終的な購入先には注意が必要です。
航空会社の公式サイトより安い代理店経由の価格が出ることはありますが、変更やキャンセルの条件、トラブル時の窓口が代理店になります。欠航や遅延で振り替えが必要になったとき、公式サイトで買っていたほうが対応が速い場面がある。
価格差が数千円なら公式、大きく開くなら代理店。この程度の線引きで十分です。
5.
その他に効くこと
価格を下げる他の手段
- 空港を変える:複数空港のある都市なら、発着空港を変えて検索する
- 経由便を許容する:直行便との差が大きい路線がある
- 手荷物の条件を含めて比較する:LCCは預け荷物で逆転することがある
- マイルの特典枠を先に確認する:繁忙期は早く埋まる
抜けやすいのが荷物です。LCCの表示価格には預け荷物が含まれないことが多く、往復で加算すると大手の運賃を超える場合があります。比較は総額で行ってください。
日付を1日ずらすのがいちばん
効果の順番は、出発曜日、予約時期、予約曜日です。日程をずらせるなら火曜出発、動かせないなら31〜45日前の予約を狙う。
次の旅行の日程が決まったら、まず出発日の前後3日の価格を並べてみてください。そこで見つかる差が、他のどの工夫より大きいことが多いはずです。
出典:エクスペディア 航空券予約タイミング調査(Expedia.co.jpにおける2024年12月〜2025年11月の予約データ)







